車のサブスクKINTO(キント)って何?魅力的なサービス内容をチェック!
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目次
車のサブスクを試してみたいと思ったことはありませんか?近ごろ、テレビCMやインターネットで話題のKINTO(キント)は、2019年にトヨタ社が開始したサービスです。
評判が良いサービスのようですが、どんな魅力があるのでしょうか?できれば中古車よりも新車に乗りたいけど高すぎる…という方に向けて、KINTOの詳細をご紹介します。
メリットやデメリット、新車購入との比較などをしっかりと見ていきましょう。
トヨタのKINTO!注目のサービス概要をチェック
KINTOは月々定額で新車を利用できるサービスで、魅力的なポイントがいくつかあります。概要をまとめましたので、確認してみてくださいね。
ライフスタイルに合わせた契約期間
KINTOの契約プランは3パターンあり、利用期間を3年・5年・7年から選べます。転勤の予定があるから3年で車を手放したい、子どもが大きくなる5年後には別の車に乗りたいなど、ユーザーの声を取り入れたプランを導入しているのです。
さらに、車種によっては「のりかえGO」というサービスが利用可能となっています。このサービスは一定の期間が経過していれば、契約満了前でも手数料のみで別の車に乗り換えられるという仕組みです。
契約期間が終わると車を手放さなければならないことは、乗り換えることなく同じ車に7年以上乗りたいと考えている方にとっては、デメリットと言えるかもしれません。
しかし、ライフスタイルに合わせて車や契約がフレキシブルに変更できることを魅力的に感じるユーザーも多いでしょう。
任意保険料やメンテナンス費込みの定額料金
KINTOは、利用を申し込むと自動的に自動車保険が付帯されます。任意保険や自賠責保険などの費用が月額料金に含まれているのです。
年齢や等級に左右されず、保険を使用しても価格が変わらないことが特徴で、対人・対物事故が制限なく補償されるロードサービスをはじめとする複数の特約があるなど、たくさんのメリットがあります。
また、定期的なメンテナンスもサービスの一部であることがポイントです。新車点検はもちろん、ワイパーゴムやエンジンオイルなどの消耗品交換や乗車開始1年後の法定点検など、多くのサービスを受けられます。
契約期間によっては車検の費用も含まれているため、維持管理のまとまった出費が減るでしょう。
取り扱い車種
KINTOでは多くのトヨタ車が利用可能となっています。コンパクトカーだけではなく、ライズ・ハリアーといったSUV車、ノアをはじめとするミニバンなど、さまざまです。通常モデルの車に加え、トヨタ社がデザインにこだわったモデリスタやスタイリッシュでハイグレードなツーリングセレクションなど、特別仕様車も選べるようになっています。
車種によって契約可能年数や月額料金が異なるため、KINTOを利用する際は自分や家族の希望を踏まえた上で、車を選択すると良いでしょう。
高級車レクサスもKINTOで乗れる!
トヨタ社にはレクサスというブランドがあります。2004年から国内事業を展開した高級志向のブランドで、乗り心地の良さや革新的なデザイン、先進技術を取り入れた高い機能などが注目されています。
KINTOの3年プランを契約した際に選べる車種にはレクサスもいくつかあり、新車で購入すると車両本体価格が6,299,000円のレクサスRCモデルも、月額130,900円で利用可能です。
KINTOは、高級車に乗りたいけれど費用は抑えたいという方にも利用しやすいサービスだと考えられます。
KINTO利用と車購入の支払い料金を比較
KINTOは新車購入と異なり頭金が不要となっているため、1度に大きな出費をしなくても良いことが魅力のひとつです。
実際にかかる費用は新車購入と比べ、どれほどの違いがあるのでしょうか?ヤリスX(ガソリン車2WD・5人乗り)を例として表にまとめてみましたので、早速チェックしてみましょう!
3年使用の場合
ヤリスXを新車で購入する場合、最初に登録諸費用や任意保険料が必要です。また、自動車ローンを組む場合は、分割手数料などを支払う必要があり、通常はカタログやホームページに提示されている金額よりも高くなります。
3年後に下取りに出せるというメリットはありますが、車の状態によっては参考額よりも低くなることも考えられます。KINTOは、これらのさまざまな費用込みでの月額料金となっています。
KINTO | 現金一括 | 自動車ローン(金利5%) | |
---|---|---|---|
車両費用 | 月額料金に含む | 1,626,875円 | 1,626,875円 |
税金・登録諸費用 | 179,880円 | 179,880円 | |
任意保険料 メンテナンス費用 |
913,785円 | 913,785円 | |
分割手数料 | - | 128,440円 | |
3年後の下取り価格(参考) | - | 732,094円 | 732,094円 |
3年後の支払総額 | 1,437,480円 | 1,988,446円 | 2,116,886円 |
月額 | 39,930円 | 55,235円 | 初回58,886円 2回目以降58,800円 |
5年使用の場合
5年間ヤリスXを使用した場合、通常は3年使用した場合よりも多くの費用がかかります。自動車税や自賠責保険のように、毎年ほとんど値段が変わらないものもありますが、任意保険料は、事故をして保険を使った場合や運転者が高齢になった場合などは保険料が高くなるケースもあります。
また、車検が必要なことを考えると、メンテナンスにかかる費用も大きく変わってくるでしょう。結果として月額料金に諸費用が含まれているKINTOは、購入するよりも少ない費用で新車に乗れると言えます。
KINTO | 現金一括 | 自動車ローン(金利5%) | |
---|---|---|---|
車両費用 | 月額料金に含む | 1,626,875円 | 1,626,875円 |
税金・登録諸費用 | 279,490円 | 279,490円 | |
任意保険料 メンテナンス費用 (車検1回) | 1,372,550円 | 1,372,550円 | |
分割手数料 | – | 215,190円 | |
3年後の下取り価格(参考) | 488,062円 | 488,062円 | |
3年後の支払総額 | 2,224,200円 | 2,790,852円 | 3,006,043円 |
月額 | 37,070円 | 46,514円 | 初回50,143円 2回目以降50,100円 |
いまKINTOで人気の車種とその理由
魅力あふれるKINTOで、ユーザーからよく選ばれる人気の車種は何でしょうか?2台に厳選して、オススメの理由を含めてご紹介します。
ファミリータイプではヴォクシー
ファミリータイプの車は、1度にたくさんの人や荷物が運べるため、さまざまなシーンで活用できます。トヨタ社のヴォクシーもファミリー層に人気のあるミニバンのひとつです。
ゆとりのある車内スペースや、乗降や荷物の搬出入がしやすい低床が特徴となっています。KINTOでは「煌Ⅲ」という特別仕様車の利用が可能です。家族が多いから大きめの車が欲しいけれど、転勤族だから一定期間で手放したいという理由から、一時的に使用できるKINTOを利用する方が多いようです。
小型乗用車ではルーミー
運転に自信のない方や、小回りの利く車を使いたい方は、コンパクトカーを選ぶのがオススメです。ユーザーからの人気が高いルーミーは、小型でありながら5人乗っても車内スペースにゆとりがあることがポイントとなっています。
優れた安全性能や多彩な収納など、ドライバーや同乗者の気持ちを考えた多くの工夫がみられる車です。免許を取って初めて車に乗る若者は、任意保険料が高額になりやすい傾向にあります。
そのため、諸々の費用が月額料金に含まれているうえ、ルーミーをはじめとする便利なコンパクトカーを選べるKINTOを活用すると良いでしょう。
まとめ
KINTOは、新車購入よりもコストの低いサブスクサービスで、ライフスタイルに合わせた契約ができます。任意保険やメンテナンス費用などが月額料金に含まれているため、事故や車の故障で大きな出費をすることが少なくなるでしょう。
また、選べる車のラインアップも豊富で、新車価格が購入予算内に収まらない高級車にも乗れる場合があります。新しい車に乗りたいと考えている方は、多くのメリットがあるKINTOを検討してみてください。