車のサブスクは本当にお得なのか?費用比較やおすすめサービスも

車のサブスクは本当にお得なのか?費用比較やおすすめサービスも

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音楽や動画配信などでおなじみのサブスクですが、車にもさまざまな企業が展開しているサブスクがあります。頭金を支払い、ローンを組んで購入していた新車を、月々定額で利用できるとあって、人気が出てきているサービスです。

では、本当に車のサブスクは購入と比較してお得なのでしょうか?今回は、車のサブスクのメリット・デメリットやおすすめサービス、車のサブスクと購入での費用比較を紹介します。

車のサブスクはお得?費用比較してみた!

車のサブスクはお得?費用比較してみた!

好みの車を月極の定額料金で自由に使える車のサブスク。カーリースとは多少定義に違いがあるものの、利用方法は同じです。実際のところ、車のサブスクはお得なのでしょうか?

トヨタのアクアを3年間乗った場合を例に、「サブスク」「購入」「レンタカー」の3つの費用を比べてみましょう。

 サブスク現金一括購入レンタカー
車体代0円1,953,820円0円
税金や諸費用0円127,000円0円
任意保険・メンテナンス0円1,063,695円0円
3年後の下取り参考価格879,219円
月々の支払い43,450円62,925円232,650円
3年後の総支払額1,564,200円2,265,296円8,375,400円

トヨタのアクアを3年間使用して、総支払額が最も安いのは「サブスク」、高いのは「レンタカー」でした。

車を現金一括購入した場合と違い、最終的に車を所有することはできませんが、3年くらいの短いスパンで乗り換える人にとって、車のサブスクはお得なサービスといえるでしょう。

おすすめの車のサブスクサービス5選

おすすめの車のサブスクサービス5選

ここで、おすすめの車のサブスクサービスを5つ紹介します。

トヨタ「KINTO」

トヨタの新車を定額で利用できる「KINTO(キント)」「車両・オプション代」「車両保険を含む任意保険」「メンテナンス・税金」「登録諸費用」のすべてが料金に入っています。

特に月額料金に車両保険も含まれているというのは、事故の際も安心ですよね。

パッソやヤリスクロス、ハリアーなどの人気車種から好みの車を選ぶことができます。契約期間は、3年、5年、7年のいずれかで、6ヶ月ごとの自動更新です。

車を手放したくなったときは、6ヶ月ごとの残利用料と追加精算金を合わせた解約金を支払うことで、途中解約ができます。

利用する際は、ネットで申し込みから契約まで完結できます。禁煙やペットの乗車、車両の改造などは禁止なので注意しましょう。

KINTO

ホンダ「マンスリーオーナー」

ホンダの「マンスリーオーナー」は、最短1ヶ月から利用できる月極定額サービスです。利用料金は「車両」「ドライブレコーダー」「メンテナンス」「自動車保険」「車検」がすべて込みになっていて、月々29,800円から。

軽自動車のN-BOXやFIT、FREEDなどの人気車種から自分の好みの車を選ぶことができます。利用する際は、まずはネットで好みの車を予約すると、自宅に必要書類が送られてくるので、記入後に郵送しましょう。

車両準備が完了後に店舗まで車を受け取りに行けば、選んだ車に乗ることができますよ。

マンスリーオーナー

日産「Click Mobi」

日産のサブスクリプション「Click Mobi(クリックモビ)」「車両」「自賠責保険」「税金」「車検」などの諸経費が込みで、利用期間は月々定額で利用できます。

DAYZやNOTE、SERENAなどの人気車種から選ぶことができ、どの車にもナビとドライブレコーダー、ETCが標準装備。初心者でも車選びに失敗しないように配慮されています。

利用の際は、ネットと自宅に送られてくる書類に記入して返送すると、車を自宅まで届けてくれるので、店舗まで取りに行く手間がかかりません。

Click Mobi

ボルボ「SMAVO」

外車が乗れるサブスクのひとつ、ボルボの「SMAVO(スマボ)」は、「スマートにボルボに乗れる」の文字を取ってつけた名称です。

「車両」「登録諸費用」「自動車税」などが込みの月々定額制で、まとまったお金がなくてもXC40やV60、S60などのボルボの新車に乗ることができます。

プランは、2年で乗り換え可能な3年契約の「スマボ2/3」と3年で乗り換え可能な5年契約の「スマボ3/5」の2種類。走行距離が12,000km以内のボルボSELEKT車を、手ごろな価格で乗れる特別プラン「SELEKT SMAVO」もあります。

詳しいスマボの月額料金が知りたいときは、公式ホームページから見積申し込みが可能です。

SMAVO

ガリバー「NOREL」

中古車の買取販売をメインに事業展開しているガリバーのマイカーライフサブスク「NOREL(ノレル)」「車両」「税金」「車検」がコミコミで、月額10,000円台から利用できます。

プランは、月々の支払い額を抑えて長期間乗りたい人向けの「コスパNOREL」と、期間を決めずに最短1ヶ月から利用できる「NOREL」の2種類。

通常のNORELプランでの1ヶ月ごとの利用はレンタカー、3ヶ月ごとの利用はリース扱いになります。選べる車種はプランごとに違いますが、日産NOTEやトヨタのアルファード、ベンツのC180など多種多様な車が揃っており、選ぶ楽しさがあるでしょう。

利用の際は、ラインやメール、電話でコンシェルジュとのコンタクトが可能です。車を選択したあと、見積りの確認と予約を行い、必要な情報を提出したあとに車を店舗にて受け取ります。

NOREL

車の新しい選択肢!サブスクについて

車の新しい選択肢!サブスクについて

車のサブスク注目すべきポイントはここ!

車のサブスクの注目ポイントは、車体代に加えて税金や自賠責保険、車検などがすべてコミコミの料金になっているところです。車を購入するとなると、車体代を一括またはローンで支払い、自分で税金を納め、保険に入る必要があります。

車のサブスクでは上記すべてを契約する会社が行ってくれるので、車の購入と比べて手間をかけずに自分の自由になる車が手に入ります。

メリットは?

車のサブスクには3つのメリットがあります。ひとつずつ見てみましょう。

1.まとまったお金がなくても新車に乗れる
車を購入するとなると、車体代をローンで支払うとしても、頭金や初期費用で何十万というお金がかかります。しかし、車のサブスクなら初月から月額定額料金のみで車が手に入ります。

2.車の購入よりも手続きが簡単
車の購入は、試乗や価格交渉、頭金の支払い、納車などで、何度も販売店へ来店する必要があります。

しかし、車のサブスクなら車を選ぶのも申し込みもネットででき、必要書類も郵送するため来店の必要がないサブスクが多いです。サブスクの中には、納車も自宅まで持ってきてくれるものもあります。

3.定額制なので家計管理がしやすい
車のサブスクの利用料金は、毎月同じ金額なので家計の管理がしやすくなります。車検やメンテナンス代が入っているサービスも多いので、維持費の準備も必要ありません。

しかし、利用料金には、駐車場代やガソリン代は含まれていないので注意しておきましょう。

デメリットはあるの?

最後に、車のサブスクのデメリットを3つ紹介します。

1.契約期間中の解約はできない、または違約金がかかる
上のおすすめのサブスクで紹介した中には、契約期間が最短1ヶ月からのものもあれば、3年のものもありました。契約するサブスクによって対応は異なりますが、契約期間中の解約はできなかったり、違約金がかかったりするものが多いでしょう。
車のサブスク初心者は、契約期間が短いもので試してみるのもおすすめです。

2.走行距離に上限がある
車のサブスクには、1ヶ月あたりの走行距離に上限を設けているものが多いです。車を返却するときに上限を超えている場合は、超過料金を支払う必要があります。頻繁に遠方への仕事や旅行を行う人は注意しましょう。

3.喫煙やペットの乗車が禁止
車のサブスクでは、喫煙やペットによる臭いや汚れは原状回復が難しいため、あらかじめ禁止されていることが多いです。喫煙者やペットを飼っている人は注意しましょう。通常の範囲以上の傷や汚れがあるときは、追加で費用がかかる場合があります。

まとめ

車体代に加えて税金や保険、車検代などが込みの月極定額サービスである車のサブスク。車のサブスクと購入とで比較した場合、3年間の利用では車のサブスクのほうがお得に車に乗れることがわかりました。

途中解約ができなかったり、車内での喫煙が禁止だったりといったデメリットはあるものの、まとまったお金がかからない車のサブスクは人気が出るのもうなずけます。

おすすめの車のサブスクも参考にしてみてください。

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