コーヒーは自宅で自家焙煎できる？方法やおすすめサブスクを紹介！

最近、自宅でコーヒーを自家焙煎する人が増えています。焙煎とは、コーヒー豆を生の状態からローストすること。焙煎時間や熱のかけ方によって、自分好みの味や香りにできるのも魅力です。

今回は、コーヒー豆の自家焙煎の方法や自宅で美味しいコーヒーを楽しめるおすすめのサブスクを紹介します。ぜひ、参考にしておうち時間を充実させましょう。

コーヒーは自宅で自家焙煎できる？

まずは、焙煎に必要なコーヒー豆の特徴や購入方法についてみていきましょう。

焙煎とは

焙煎とは、コーヒーの生豆をローストする加熱作業のことです。生豆はもともと淡緑色をしており、味や香ばしさはありません。焙煎すると豆は茶褐色から黒褐色へと変化します。焙煎することによって、香りや苦味、酸味、甘味となどのコーヒー独特の風味が生まれるのです。

また、焙煎時間や熱加減の違いで、コーヒーの風味が変化します。浅く炒ったものほど酸味が強く、深く炒るほど苦みが強く感じられるようになるのが特徴です。

どんなコーヒー豆が必要？どこで手に入る？

自家焙煎をしてみようと思っても、豆の選び方や購入のしかたがわからないという人も多いでしょう。コーヒーを自宅で焙煎するためには、生豆を購入する必要があります。

生豆はもともと火が通りにくい性質があるため、焙煎に使用する生豆はやわらかく、粒の大きさがそろっているものがおすすめです。ブラジル産の豆は比較的やわらかく、初心者の焙煎にぴったり！またコロンビア産の豆は粒がそろっており、均一に火が通るのでおすすめですよ。

コーヒーの生豆は、通販ショップで購入可能です。Amazonや楽天市場などで生豆ショップを展開しているところも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね！スペシャリティコーヒーの取り扱いがあるショップはこだわりが強いため、美味しい豆が購入できるでしょう。

コーヒーを自宅で自家焙煎してみよう！

ここでは、自宅でできる焙煎方法について紹介します。自宅で焙煎する際には、まず生豆をざるにあげて、熱湯で洗いましょう。

フライパンを使って

生豆をフライパンに入れて、コンロに火をかけます。ふたをして中火で3分ほど蒸し焼きにしましょう。ふたを開け、フライパンを揺すり生豆を炒めます。豆を焦がさないよう、攪拌しながら炒めるのがポイントです。

7～8分炒めるとコーヒーの香りが漂い始めます。20分くらいしてパチッという音がしたら、弱火にしさらに煎り続けましょう。コーヒー豆の色が変化してきたら、好みの焙煎度で火を止めます。豆をザルにあげて、うちわなどで仰いで冷ましたら、フライパンを使った焙煎の完了です。

美味しいコーヒー豆に仕上げるためには、知識と経験が必要です。初めての場合は、豆の量を少なくし、火が全体に行き渡るよう100g程度から、火力は強めにして焙煎してみてくださいね。

焙煎機を使って

コーヒー豆の焙煎機には、手動式、電動式、自動式の焙煎方式があります。手動式は、コーヒーロースター用の手網容器にコーヒー豆を入れて、ガスコンロの上で揺すって焙煎する方式です。

コーヒー豆を本体に入れて、ガスコンロで火にかけながら左右に揺すります。安定した味に仕上がるまでには、経験とコツが必要といえるでしょう。

電動式は、焙煎機をガスコンロの上におき、ボタンを押すだけでドラムが回転し焙煎できます。ドラムには、温度計が付いているものも多く、内部の温度の把握も可能。好みの煎り加減に調節しやすい点が魅力です。

また、自動式は、焙煎時間や温度など設定でき、すべての作業を自動で行える方式。コーヒー豆が均等に混ぜられてムラなく仕上がります。初心者でも、手軽に本格的なコーヒーに仕上げられるのがうれしいポイントです。

銀杏煎り用の手網を使って

自宅でコーヒー豆を焙煎するときには、銀杏煎り用の手網が活躍します。大きさは、22㎝くらいでふた付きのものを選びましょう。手網に豆を入れ、コンロの火力を強火に調整しましょう。ガスや炭火、電気など熱源を変えることで、香りやコクの変化も楽しめます。

手をかざして熱いと思う位置に手網をかけ、大きな円を描くようにゆっくりと1分ほど振り続けます。手網の位置を少し下げ、回すスピードを上げましょう。豆全体に、まんべんなく火を当てることが大切です。勢いよく2〜3分回し、コーヒーの皮をとばします。

安定してパチパチと音がなり始めたら、手網の位置を上げて大きく回しましょう。手網のふたを開けてから、豆の色を確認し火を止め、ざるに素早く豆を移します。完全に豆が冷めたら焙煎完了です。

「The Roast」なら自宅で簡単に焙煎できる！

『Panasonic（パナソニック）』のコーヒー焙煎機「The Roast（ザ ロースト）」。ここでは、自家焙煎におすすめのThe Roastの特徴や魅力について紹介します。

スマートフォンと連携してプロの味を再現

The Roastは、コーヒー豆の魅力を引き出す、コンパクトな家庭用熱風式の焙煎機です。スマートフォンと連携して、焙煎状況もチェック可能！専用アプリから、コーヒー豆のパッケージに付いた二次元バーコードを読み込みます。

読み込んだ焙煎過程に合わせて、熱風温度や風量を制御し、ムラなく焙煎できるので焙煎初心者にもおすすめです。

焙煎した豆はお好みの淹れ方で味わおう

焙煎後のコーヒー豆は、好みの挽き方、淹れ方で楽しめます。ゆっくりコーヒーを淹れる過程を楽しみたい場合は、ハンドミルで豆を挽いて、ハンドドリップするのもおすすめです。

安定したコーヒーの味を楽しみたい場合は、豆の挽きからドリップまでを全自動でしてくれるコーヒーメーカーを使用するのもよいでしょう。

「The Roast」とコーヒー豆のサブスクがセットに！

ここでは、自宅でThe Roastを使い、定期的に届く生豆でコーヒーを楽しめるサブスクサービス「The Roast Basic」を紹介します。

The Roast Basicサービス概要

The Roast Basicは、焙煎機と毎月自宅に届く専用生豆で美味しいコーヒーを気軽に楽しめるサブスクです。

豆に合わせた焙煎方法のプロファイルをアプリで読み込み、プロの焙煎技術を再現できます。初心者でも自宅で生豆を焙煎できるのはうれしいですね。生豆を追加したい場合は、1パックから追加注文可能。まとめ買いもお得です。

生豆は選べる3パターン

The Roast Basicでは、初回に焙煎機本体とスターターキットである、2種類の生豆（200g）とジャーニーブックが届きます。毎月のお届けは、生豆1種類、生豆2種類、生豆3種類のコースから選択可能です。

春夏秋冬の四季ごとのテーマで世界各地から厳選された、スペシャルティコーヒーの生豆を楽しめます。コーヒー豆の知識や、産地にまつわるエピソードなどが一緒に届くのも魅力です。

まとめ

コーヒー豆の自家焙煎の方法や、焙煎を自宅で楽しめるおすすめのサブスク「The Roast Basic」を紹介しました。自宅でコーヒー豆を焙煎する方法はさまざまです。いろいろな方法を試して、飲み比べをしてみるのもよいでしょう。

焙煎したことがない、どんな豆を使ったらいいかわからない、でも自宅で焙煎した、香り高く美味しいコーヒーを飲みたい！という人に、The Roast Basicはおすすめです。

毎月届くおすすめのコーヒー豆で、楽しいおうち時間を過ごしましょう。