音楽が聴けるサブスクが人気!おすすめのストリーミング再生アプリとは
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目次
IT技術が進歩してスマホのアプリでも簡単にサブスクを利用できるようになりました。動画や書籍の他にも、パンやお菓子などの食べ物の面白いサブスクが増えてきています。中でも音楽はCDを買うスタイルから配信サービスを利用するスタイルへと変わってきており、その人気ぶりがうかがえます。
数千万曲の中からさまざまなアーティストの音楽を聴き放題で楽しめる音楽のサブスク。今回は音楽のストリーミング再生やダウンロードなどの再生方法や、おすすめの音楽サブスクサービスをご紹介していきます。
ストリーミング再生とダウンロード再生
ストリーミング再生は、音楽アプリを利用しインターネット接続をしながら音楽や映像を楽しめる方法です。
配信サービス会社のサーバー上で再生されているものを、スマホやタブレットなどの端末で視聴します。インターネットに繋がっていれば利用することができ、ダウンロードの時間がないのですぐに視聴が可能です。
一方ダウンロード再生は、端末のストレージ(記憶領域)に直接ネットワークから転送して音楽を保存し、再生して聴く方法です。
ダウンロードする時間はかかるものの、端末のストレージに保存しているデータを使って音楽が流れるため、オフラインで何度も視聴できます。ストリーミング再生とダウンロード再生の違いを表にまとめました。
項目 | ストリーミング再生 | ダウンロード再生 |
---|---|---|
再生方法 | インターネット接続をしながら視聴 | 端末にダウンロードして視聴 |
再生時のデータ通信料 | 消費する | 消費しない |
再生までの時間 | すぐに再生できる | ダウンロードに時間がかかる |
ストレージ容量 | 使用しない | 使用する |
オフライン | 再生できない | 再生できる |
通信速度制限 | あり | なし |
データの保存・コピー | 不可 | 可能 |
データの変換・転送 | 不可 | 可能 |
上の表にあるように、ストリーミング再生はインターネット接続を利用して再生するため、音楽を聴いている間はデータ通信料を消費しています。利用しすぎてしまうと通信速度制限がかかる場合もあるので注意しましょう。
ダウンロード再生は1度音楽を取得すれば再生時にデータ通信料がかからないため、通信速度制限も気になりません。その他にもストリーミング再生はデータの保存やコピー、変換や転送ができないといった特徴もあります。
ストリーミング再生のメリット、デメリット
メリット
ストリーミング再生のメリットは、端末のストレージ容量を気にせずに音楽を再生できることです。インターネットにさえ繋がっていればすぐに再生でき、手軽に利用できるのも特徴。
音楽は繰り返して聞きたいというニーズも多く、ストレージに余裕がない場合はダウンロード再生が使いにくいと感じてしまうこともあるでしょう。
その点ストリーミング再生は端末内部にデータが残らないので、ストレージを気にせず利用できるメリットもあります。
デメリット
ストリーミング再生は、インターネット環境がない場所やオフライン環境の中では音楽が再生できません。
またインターネット環境が悪いと音楽や映像が途切れてしまうことも。さらに4GやLTEなど通常のモバイル回線では、再生時にデータ通信料を著しく消費してしまいます。
そのまま再生を続けていると、いつの間にか設定数以上のデータ通信料を超え、追加料金を支払う場合もあるので注意が必要です。
音楽ストリーミングサービスはどんな人におすすめ?
音楽のストリーミングサービスは月額料金を支払いさえすれば曲数の制限なく聴けるので、普段からよく音楽を聴く人におすすめのサービスです。
またユーザーにおすすめの音楽を提案してくれるサービスもあるため、世界中の音楽や自分の知らない新しい音楽を聴いてみたいという方にも向いています。
人気のサブスク音楽ストリーミングサービス6選
Apple Music(アップルミュージック)
Apple MusicはApple社の音楽配信サービスです。広告表示がなく7,000万曲以上の曲をストリーミング再生でき、オフラインでも視聴できます。
国内外問わず、人気の音楽を聴けるサービスで、好きなジャンルやアクティビティで音楽を探せます。アプリ内で歌詞を検索したり、音楽を流しながら歌詞を表示したりすることも可能です。
料金は学生で月額480円、個人で980円、ファミリーで1,480円となっています。
LINE MUSIC(ラインミュージック)
7,400万曲の音楽を聴けるLINE MUSICは、名曲から最新のヒット曲までさまざまな音楽を楽しめるサービスです。
その日の気分やムードを選ぶとユーザーに適した曲を提案してくれたり、毎日新しいプレイリストが登場したりする機能があります。オートプレイ機能も付いているので、選んだ1曲の再生が終わったら続けておすすめの音楽を流してくれます。
さまざまな料金プランがありますが、どのプランも新規登録すると3カ月間無料で試せるのが嬉しいポイントです。
Rakuten Music(ラクテンミュージック)
Rakuten Musicは楽天グループ株式会社が提供しているサービスです。7,500万曲の中から邦楽や洋楽、懐かしい名曲や最新曲などの音楽を楽しめて、トップページにはジャンルごとのランキングや最新曲なども表示されます。
毎日10曲、30日間聴くことで楽天ポイントが150ポイント獲得できるといった、サービスを使えば使うほど楽天ポイントが貯まるのが特徴です。支払い方法が楽天ペイの場合は、月額500円のライトプランや月額980円のスタンダードプランがあります。
AppleID決済の場合は月額1,080円のプランがあり、いずれも申し込みから30日間無料でサービスを体験できる、無料トライアルが用意されています。月額料金の支払いに楽天ポイントを利用できるので、楽天ユーザーには嬉しいですね。
Spotify(スポティファイ)
Spotifyのプランには1人で利用するPremium Standardや、家族6人までが利用できるPremium Familyなど、無料プランを含めた5つのプランがあります。無料プランは料金がかからず音楽の聴き放題ができ、フルバージョンで時間制限がなく音楽を楽しめるのが特徴です。
お気に入りの曲を設定するとユーザーにおすすめの曲を提案してくれたり、音楽の専門家が作ったプレイリストも聞いたりできます。無料プランではシャッフル再生のみとなっており、端末のバックグラウンドでも聴けます。
音楽だけでなくラジオ番組やニュースなど、さまざまなジャンルを楽しめるポッドキャストも無料です。
AWA(アワ)
AWAは定額制の音楽配信サービスで、世界最大規模の楽曲数が用意されています。アプリをダウンロードするとすぐに使い始めることができ、無料プランでも広告なしで音楽を再生できます。
AWAで特徴的なのが高度な検索サービスです。キーワード検索はもちろん、アプリに周囲の音楽やハミングを聞かせることで探している音楽を特定してくれます。
無料のFreeプランと有料のStandardプランがあり、有料プランは月額980円と年額9,800円から選択できます。
dヒッツ(ディーヒッツ)
dヒッツは株式会社NTTdocomoが提供しているサービスで、テーマごとに作られたプレイリストを聴くことができます。プレイリスト単位でも楽しめますが、myヒッツという機能を使うと好きな曲だけ聴くことも可能です。
邦楽や洋楽、アニソンなど6,000以上ものプレイリストが聴き放題で、対応機種はスマホやタブレットなどの端末の他に、スマートスピーカーもあります。
月額料金は330円と550円があり、ドコモの回線がある方は携帯料金と合わせて支払えます。
まとめ
音楽を楽しむにあたって、ストリーミング再生にするかダウンロードにするかの選択は、端末のストレージや通信料とのバランスが決め手となります。
普段インターネット環境の中にいる時間が長い方は、ストリーミング再生のサブスクがおすすめでしょう。また音楽を購入せず、さまざまなアーティストの曲を聴きたいという方にも向いています。
日常的にはストリーミング再生を利用し、データ通信料が少ない場合や外出中などはダウンロードにするといった使い分けをしても良さそうです。自分にとってどちらの再生方法がお得なのかを見極め、音楽のある生活を楽しんでくださいね。